【スカート】採寸方法の解説
プリーツスカートの丈調整
プリーツスカート丈詰めの際の採寸の流れ
裾からの丈詰めでもウエストからの丈詰めでも、採寸は同じ方法でOK◎
—— 採寸のやり方 ——
①まずはどのくらい短くしたいか目安を鏡の前で決めて、大体のところをクリップでとめてみよう
②一度スカートを脱いで、クリップで仮止めした布が何センチ折り返っているか測ってみよう
③スカートの裾の何カ所かを②で測った数字通りに折って安全ピンで留めてみよう
④もう一度スカートを穿いて、一周回って見え方を確認してみよう ➡いい丈になるまで①~④を繰り返す
丈がちょうどよくなったら、改めて布の折り返す量を測って下さい。
その数字が「短くしたい量」になります
ウエストからの丈詰めの際もこの測り方で出た数字でご注文いただいて大丈夫です◎
—— 失敗しないポイント ——
- 安全ピンはなるべくたくさんのポイントを留めるとわかりやすい◎
- 前だけでなく、特に後ろ姿をよく確認しよう!
スカートの丈詰めで一番多い失敗は「思っていたよりも短くなってしまった」というもの!
これは前からの見え方だけを重視してしまうと起こりがちです
スカートは布がヒップの丸みに合わせて上に上がるので、一周同じ着丈でも前側より後ろ側の方が短くなるのです
プリーツスカート丈伸ばしの際の採寸の流れ
裾からの丈伸ばしでもウエストからの丈伸ばしでも、採寸は同じ方法でOK◎
—— 採寸のやり方 ——
①まずはどのくらい長くしたいか目安を鏡の前で決めます。マスキングテープなどを太ももに貼ってどのあたりまで裾が伸びてほしいか目安にしてください
②定規でスカートの裾から目印に貼ったマスキングテープの距離を測ります
その数字が「長くしたい量」になります
ウエストからの丈詰めの際もこの測り方で出た数字でご注文いただいて大丈夫です◎
—— 失敗しないポイント ——
- 太ももに定規を添わさずスカートから続くように定規を下す
- 前だけでなく、特に後ろ姿をよく確認しよう!
スカートを抑えて太ももまでの距離を測ってしまうと生地が抑えられた分長くなってしまい本当に長くしたい量よりも少ない採寸になってしまうので注意△
プリーツスカートのウエスト調整
プリーツスカートウエスト詰めの際の採寸の流れ
ウエストがゆるい、アジャスターを一番きつくしてもスカートがくるくる回ってしまう時は、ウエスト詰めを行うと不便が解消されます
—— 採寸のやり方 ——
①スカートを履いたら、ファスナーを下して、巻きスカートのように自分の丁度良いと思うところまでスカートを重ねる
②丁度良いところまでスカートを重ねたら、クリップで重なっている部分を留めよう
③スカートのホックのひっかける部分から、アジャスターの中央までの距離を測ろう
—— 失敗しないポイント ——
- アジャスターの中心を起点に反対側のホックまでを測ること
- ウエストピッタリではなく、指が2本入るくらいのゆとりを作ること
ウエスト調整で一番多い失敗は「直した後のウエストがキツい」というもの
※これはウエストを小さくする場合も大きくする場合も共通で起こりがち
採寸は立った状態で行いますが、ウエストにゆとりが無いと座ったりしゃがんだりした時にウエストがかなりキツくなってしまうのです
プリーツスカートウエスト出しの際の採寸の流れ
ウエストがキツイ、アジャスターを一番ゆるくしてもお腹が苦しい時は、ウエスト出しを行うと不便が解消されます
—— 採寸のやり方 ——
①スカートを履いたら、ファスナーを下して、巻きスカートのように自分の丁度良いと思うところまでウエストを拡げる
②丁度良いところまでウエストを拡げたら、ホックのひっかける部分からアジャスターの中央までの距離を測ろう
—— 失敗しないポイント ——
- アジャスターの中心を起点に反対側のホックまでを測ること
- ウエストピッタリではなく、指が2本入るくらいのゆとりを作ること
ウエスト調整で一番多い失敗は「直した後のウエストがキツい」というもの
※これはウエストを小さくする場合も大きくする場合も共通で起こりがち
採寸は立った状態で行いますが、ウエストにゆとりが無いと座ったりしゃがんだりした時にウエストがかなりキツくなってしまうのです
ウエスト出しの採寸の時は少し難しいかもしれないですが、調整して丁度いいと思ったところで一度座ったりひねったり動いてみて、ウエストのゆとりを確認しましょう