【スラックス】採寸方法の解説

スラックスの丈調整

スラックス丈詰めの際の採寸の流れ

—— 採寸のやり方 ——

シングル(通常の裾)もダブル(裾端を表に折り返したようなデザイン)も同じ採寸方法です

①まずはどのくらい短くしたいか目安を鏡の前で決め、大体のところをクリップでとめてみよう 素足の状態で床から1cm程度裾が浮いているのが理想と言われています

②一度スラックスを脱いで、クリップで仮止めした布が何センチ折り返っているか測ってみよう

③スラックスの裾の両脇を②で測った数字通りに折ってクリップで留めてみよう 生地が落ちてきてしまう場合は安全ピンで端をとめてみてください

④もう一度スラックスを穿いて、一周回って見え方を確認してみよう いい丈になるまで①~④を繰り返す

丈がちょうどよくなったら、改めて布の折り返す量を測って下さい。
その数字が「短くしたい量」になります

—— 失敗しないポイント ——

  1. 普段履いている靴を履いて身体を横に向けて鏡で確認するとなお良し◎
  2. 座った時に裾がどの位上に上がるかも念のため見てみよう

スラックスの裾調整で注意したいのは、靴を履いた時に見た目の印象が変わりやすい点です。靴のデザインによって裾がかなりたるんで見えたり、座った時に靴と裾の隙間が開きすぎて見えたりといったギャップが起こります。 目安は素足の状態で床から1㎝浮いている状態ではありますが、念のため靴を履いての確認もしておくとよいでしょう

また、正面の見た目だけで決めると後ろ裾が思っていたより短くなってしまったということが起きやすいため、体を横に向けて鏡でで前~横∼後ろの裾のバランスを確認することも大切です

スラックス丈伸ばしの際の採寸の流れ

—— 採寸のやり方 ——

シングル(通常の裾)もダブル(裾端を表に折り返したようなデザイン)も同じ採寸方法です

①鏡の前に立ち鏡に対して体の外側が写るように横を向きましょう

②かかと側の生地に定規を添え、床までの距離を測ります

その数字から-1cm短くした量が「長くしたい量」になります

 

—— 失敗しないポイント ——

  1. 普段履いている靴を履いて身体を横に向けて鏡で確認するとなお良し◎
  2. 座った時に裾がどの位上に上がるかも念のため見てみよう

スラックスの裾調整で注意したいのは、靴を履いた時に見た目の印象が変わりやすい点です。靴のデザインによって裾がかなりたるんで見えたり、座った時に靴と裾の隙間が開きすぎて見えたりといったギャップが起こります。 目安は素足の状態で床から1㎝浮いている状態ではありますが、念のため靴を履いての確認もしておくとよいでしょう

また、正面の見た目だけで決めると後ろ裾が思っていたより短くなってしまったということが起きやすいため、体を横に向けて鏡でで前~横∼後ろの裾のバランスを確認することも大切です

スラックスのウエスト調整

スラックスウエスト詰めの際の採寸の流れ

ウエストがゆるい、ベルトを締めると生地がたわんででこぼこする場合、ウエスト詰めを行うと不便が解消されます

—— 採寸のやり方 ——

①スラックスを履いたら、ファスナーを下して、巻きスカートのように自分の丁度良いと思うところまでスラックスの左右を重ねる

②丁度良いところまでスラックスを重ねたら、クリップで重なっている部分を留めよう

③スラックスのホックのひっかける部分から、ひっかけられる側のホックまでの距離を測ろう

その数字が「短くしたい量」になります

—— 失敗しないポイント ——

  1. お腹を引っ込めたり生地をひっぱたりせず、自然な状態で測る
  2. ウエストピッタリではなく、指が2本入るくらいのゆとりを作ること

ウエスト調整で一番多い失敗は「直した後のウエストがキツい」というもの
※これはウエストを小さくする場合も大きくする場合も共通で起こりがち

採寸は立った状態で行いますが、ウエストにゆとりが無いと座ったりしゃがんだりした時にウエストがかなりキツくなってしまうのです

スラックスウエスト出しの際の採寸の流れ

ウエストがキツイ、お腹をひっこめないとスラックスが穿けない場合、ウエスト出しを行うと不便が解消されます

—— 採寸のやり方 ——

①スラックスを履いたら、ファスナーを下して、自分の丁度良いと思うところまでウエストを拡げる※お腹をひっこめないで自然な状態で行うこと

②丁度良いところまでウエストを拡げたら、ホックのひっかける部分からひっかけられる側のホックまでの距離を測ろう

その数字が「長くしたい量」になります

—— 失敗しないポイント ——

  1. ウエスト出しの際はお腹を引っ込めたり生地をひっぱたりせず、自然な状態で測る
  2. ウエストピッタリではなく、指が2本入るくらいのゆとりを作ること

ウエスト調整で一番多い失敗は「直した後のウエストがキツい」というもの
※これはウエストを小さくする場合も大きくする場合も共通で起こりがち

採寸は立った状態で行いますが、ウエストにゆとりが無いと座ったりしゃがんだりした時にウエストがかなりキツくなってしまうのです

ウエスト出しの採寸の時は少し難しいかもしれないですが、調整して丁度いいと思ったところで一度座ったりひねったり動いてみて、ウエストのゆとりを確認しましょう

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